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【映画】「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL」を観ました

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お題「年末年始に見たもの・読んだもの」

仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL」を観ました。


『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』予告篇

あらすじ

この映画のあらすじを雑にまとめると大槻ケンヂ仮面ライダービルドの世界線と仮面ライダーエグゼイド/ゴースト/鎧武/フォーゼ/オーズの世界線を合体させて不老不死になろうとする」お話です

オモシロかった?ツマラナかった?

TOHOシネマイレージのスタンプラリーを使ってタダで観たんですけど、超面白かったので朝一の回を頑張って観に行ってよかったです。

映画を見ると簡単に泣く人間なので、やたら「泣いた」と言う表現が多いのは許してください。

オーズが好きな人は観てくれ

ぶっちゃけ今回の映画でほぼ全話見てるのはオーズだけで、渡部秀三浦涼介を見るために観たと言っても過言ではないんですけど、まずタイトルロゴが出てくるところで赤いコアメダルがクルって回るところで既に泣いた

途中、火野映司が出てきて「君たちと同じ仮面ライダーだ」的なことを言ったときに「コアメダル割れてる1個しかないからオーズドライバー動かないじゃん、どうすんの」と思ってたら金の力で科学の力でコアメダルが複製されててあれこれして「火野映司と一緒に戦ったアンク」が復活するんですけど、開口一番口が悪すぎて尊くて泣いた

その後も戦闘になるときアイスキャンデーを要求するアンクが可愛すぎて泣いた。「アンクがメダルを選んで映司が戦う」っていうふたりでひとりのライダー設定が残ってて泣いた。もちろん物語が終わるときにアンクは割れたタカ・メダルに還るんですけど、そのシーンの三浦涼介の表情が最高すぎて感謝のあまり泣いた

あと、レジェンドライダーがそれぞれ最終形態になって戦うんですけど、他のレジェンドライダーのフォームチェンジが端折られてる一方で、オーズがタジャドルコンボになるところはちゃんと映ってて本当にありがとうの気持ちしかないぜ……ありがと……ありがとう……

個人的な印象なんですけど「オーズ」って、元々のコンセプトの「人間の欲望」もそうなんだけど、無欲で献身的な映司が喜怒哀楽のうち「怒」「哀」をあんまり顔に出さない分、強欲で独善的なアンクが怒り散らしたり哀しんだりする役割分担がされてる気がするんですよ。
だから本当ラストあたりのたった2秒くらいの三浦くんの表情に込められた何かそのようなものが本当最高だからみんな観てくれ……

ビルドとエグゼイドの知識は必要なかった

今回のメインストーリーはビルドとエグゼイドだったんですけど、どっちも全く見ていなくても問題ありませんでした。むしろビルドのデザインの格好よさにマジで???!!!ってなったし、デザインを見て敬遠していたエグゼイドの戦闘のリズムの良さにマジで???!!!ってなったし、戦うお医者さん勢のイケメンが過ぎてマジかよ……ってなりました。

特に仮面ライダースナイプの人のイケメン×黒髪白メッシュ×黒Tシャツ×カーゴパンツ×安全靴というビジュアルはもはや暴力的だったわ……マジかよ……

「何のために戦うのか」を考える話

ヒーローものがほぼ絶対通る「身一つで世界を救う理由」が今回の話はすごく偏っていて、「ラブアンドピース」な人が多すぎる中で仮面ライダークローズの人が「自分のために戦う」という意思決定をしたのは本当アツいな……と思いました。
クローズの人がエグゼイドの人とオーズの映司に直接どうして報われる訳でもないのに他人のために戦えるのか訊くんですけど、エグゼイドはよく知らないけどそもそも小児科医を志すような人だし、火野映司の「オーズ」作中で年長者から危険視されていたぶっ壊れた正義感と献身的姿勢は贔屓目に言ってあたまがおかしい(だからアンクの存在がバランスを取っている)ので、彼らの答えをクローズは(たぶん)理解できませんでした。
それでも「ラブアンドピース」を背骨にして立ってる他のライダーを見て「それってすごくカッコいい、悪くない」と自分の中で決着をつけるところは本当アツいんだよ……

世間にはいろんな人がいろんな理念を持って戦っていて、仮面ライダーの特にメインライダーを集めるとどうしても「ラブアンドピース」派が多くなってしまう中で、「自分のために戦おう」派がいるのはよくできてるな〜と思いました。

心に残ったシーン

上で語ってない中で心に残ったシーンは、エントリ冒頭の動画にも映ってるんですけど、仮面ライダーが並走するところが本当に格好よかったです。
ソードアートオンライン オーディナル・スケール」のラストあたりみたいなみんなで協力して戦うとき一瞬集合絵みたいになる演出が大好きなのでテンション上がりました。

あとエンドロールが登場ライダーそれぞれの主題歌で、背景に元作品のカットが使用されてて「本当に春映画もうやらないんだな……」的な感傷がありました。

ロケ地の既視感がすごい

ところでこの映画が始まってからずっと「なんかすげー見たことがある風景な気がする」と思ってたんですけどスタッフロールの「射水市」であの港湾道路か???!!!コンテナ車走らせるためにめっちゃ道幅広くて暴走族入れないために夜間閉鎖されたりするあの辺りか???!!!みたいなアハ!体験をしました。

個人的に惜しかった点

惜しかったというか、無理は承知であったら嬉しかった要素の話。

  1. ギャラと尺の関係で無理だったんだろうけどWの「星の図書館」が使えたらもっと世界観の説明が分かりやすかった気がする
    • とはいえフィリップ(菅田将暉)が忙しすぎるし星の図書館の説明も大分ややこしいしそもそも星の図書館ってまだ使えるんだっけ?(Wはエターナルが出る映画しか見てない)
  2. 戦う医者繋がりで仮面ライダーバース(伊達さん)がエグゼイド勢と絡んでくれたら最高超えてた
    • 一番好きな仮面ライダーが今のところプロトバースなんだよすまんな!!

はー……やばい三千字超えた……
とりあえずエグゼイドを見ようと思いました。本年もよろしくお願いします。

www.movie-taisen.com

仮面ライダー生誕45周年記念 平成ライダーTV主題歌ベスト VOL.2

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